寒い。
とにかく寒い。
気温は4-5度、風が強く、
雨は降らないものの雲が空一面に広がり日差しはない。
そんな中暑いテキサスで走ることに慣れてしまった僕は、
半袖シャツに半ズボン、かろうじてアームカバーという服装で臨んだ。
しかし、いかんせん寒すぎる。(2回目)
スタート直前まで上下ジャージを着て、
その上からダウンジャケットを羽織り待機。
ジャージの上着はスタート後に脱いで応援に来てくれた家族に投げ渡す。
いよいよ、勝負のレースのスタート。
1~5km=27:25(5’31”- 5’33”- 5’31”- 5’37”- 5’13”)
スタート地点でペースメーカーを探したところ、3時間半/4時間/4時間半のみ。
走り始めは4時間のペースメーカーにあわせて走る。
やはりというか、4時間のペースメーカーについていくランナーは多い。
風が強く向かい風のため、少しでも風除けしようと集団の最後尾につける。
(あまり効果はなかったと思われるが。)
スタート後から緩やかな上りが続くが、
キロ5分30秒を目処にジョグ感覚で集団についていく。
しかし、寒い。(3回目)
体はじょじょに温まってくるものの、手の感覚がなくなってくる。
手がカバーされるようアームカバーをおろして対応。
時計を見るのに一々ずらさねばいけなくなったが、しょうがない。
4km過ぎから緩やかに下り始めるが、ペースメーカーのペースは一定。
体も温まってきたので、自然にペースが上がるのに任せ、
ペーサーをかわして前に出る。
このあたりで少し下腹部がむずむずし始める。
5~10km=27:01(5’07”- 5’16”- 5’59”- 5’14”- 5’26”)
道がやや下りからフラットになり、風も追い風に順調に走る。
3人のおば様が僕の直後でくっちゃべっていて、結構うるさい。
随分余裕がありそうだ。
僕もまだまだ余裕があるものの、トイレに行くタイミングを考え始める。
幸いにも規模が小さく、割と前方を走っていたため、
トイレ待ちで並ぶことはなさそう。
一般道から川沿いのランニングコースに入るタイミングでトイレ(小)に駆け込む。
手元の時計で40秒ほどのロス。
焦らず、これまでのペースを保って走る。
10~15km=27:13(5’26”- 5’30”- 5’31”- 5’22”- 5’24”)
追い風区間は道路の両脇に建物があり、冷たい風の影響も軽減されたが、
川沿いのコースになり、向かい風かつ遮るものがなくなり、体感がぐっと下がる。
スライド区間で4時間のペーサーと十分な差があることを確認。
15~20km=26:55(5’23”- 5’36”- 5’14”- 5’15”- 5’28”)
一般道に戻り、緩やかな上りからの下り、そして追い風。
でも、ここでスピードを出しすぎない。
体にパワーが十分残っている感覚があり、後半のために貯めておく意識で走る。
再度下腹部がもぞもぞしてきて、またどのタイミングでトイレに行くか考え始める。
ハーフを1時間54分で折り返し、勝負の後半へ。
そして事件が。。。
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