サブ3.5にチャレンジして散った内容のレポを始める前に、
今の気持ちを綴りたいと思う。
走り終えた時は割とさっぱりしていて、単純にダメだったか、厳しいな、という気持ち。
嫁の運転でホテルに移動し、シャワーを浴び、少しお湯をためてつかり、一人ベッドに横たわる。
(家族は少しの時間ゆっくり休めるように外出してくれた。)
ブログにもツイッターにも、皆さんから多くのコメントをいただたいた。
アメリカ在住で、コメントやいいねをくださる方はお会いしたことがないか、
お会いしたことがあってもほんのわずかな時間だけれど、
自分にはラン友と呼ばせていただけるような人がいることがありがたかった。
そういった言葉の全てが労いや激励、前向きなものだけれど、
改めて自分が望むものを達成できなかった実感が湧いてきた。
petaさんからいただいたコメントを見て、
ダメだったけど攻めたんだと、
必死に掴みにいったんだと、
そんな自分を誇らしく思うと同時に、
なぜここまで来てたどり着けないんだと、もっとできたはずじゃないのかと、
悔しさ、
情けなさ、
そして自分への怒りがこみ上げ、
胸が熱くなり、気持ちが高ぶった。
何かをやるのであれば、目標を定めて、その到達点にできるだけ早くたどりつきたいと思う。
でも、心の底からそう思えるものはそんなに多くはない。
いい年になって、趣味ではあるけれど、
それだけの強い気持ちを持ち、結果を渇望し、相応の努力をし、
心身を鍛える機会を与えてくれたランニングに感謝している。
ランニングの向き合い方は人それぞれだけど、
今の自分にとっては記録を更新することが目標かつ喜びで、
ある一つの到達点はサブ3.5であり、
その先には速くなりたい、誰よりも速くなりたいという気持ち。
このレースは、この悔しさは、 多分一生忘れることがないだろうけど、
この記憶を持ち続けるかぎり、それがどんな形であれ、走ることを楽しみ続けられると思う。
そんなことを考えながら、壮大なテキサスの大地で、星に降られた夜だった。
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