じゅんさんが時折経過時間を伝えてくれて、2時間過ぎたことを知る。
30kmが近づいても楽に走れている。
これがジョグ感覚でフル走るってやつか。
同じ日同じ時間に名古屋ウィメンズマラソンを走ってオリンピックを決めた
一山選手も同じことを言っていた。
上手くいく時ってこういう感じなのかもしれない。
「呼吸乱れてないし、汗もかいてない。いい感じ、いける！」と言われ、
「まだ大丈夫です！いけます！」と返した。
自分でもびっくりするくらい余裕がある。
おいやんさんから残り12周の声。
後ろから「後12周か、、、」と弱々しい声が聞こえた。
その時は自分に集中していたので、気にしてなかったけど、どうやらまっさんだったかな？
そこから離れたみたいだけど、最後まで走りきったのは本当に凄いよ。
サブ40狙うランナーのガチ
ふらっとさん、ノブさん、ペーサーのうっちーさんの速さは異次元だった。
こっちもサブ3ペースで走ってるのに、がんがん抜かれた。
このレベルでPB更新していくのは相当な修羅の道で、まして大会でもないぐるぐるはきついと思う。
30kmと言っていたうっちーさんは男気で予定より長く走り、
すごく熱い走りだった。
サブ50狙うランナーのガチ
ちみさんペーサーでpetaさんのサブエガ狙いの組み。
が、気づいたらちみはさん走ってて、petaさんはふらふらとジョグってる。
ちみさん、自分はペーサーで20-30kmで終わるって言ってたのに、必死の形相でゴール目指してた。
マウントして皆に激飛ばしまくってるけど、
本当は自分に一番厳しく妥協しない男なんだ。
すげー人だよ。
petaさんは準備も当日も、集中しきっていない様子だったけど、
それでも挑戦して、来シーズンの達成に向けた収穫があったかな。
おっさんずラブのガチ
サブ310チームは最終的にペーサーのとし姉とzunzumanさんのカップルラン。
とし姉は交わす度に声かけてくれて、最後は背中押して「お姉エキス注入♡」してもらった。
※実際は、半分とし兄出現してたけどｗ
zunzumanさんはとし姉（のお尻）に何とか最後までついて、
最終周回で脚攣ったみたいだけど、見事サブ310でPB達成！
（あの体型で速いのがマジで謎ｗ）
サポート隊のガチ
サポート隊にはホントに助けられた。
エイドはステーションもあり、併走しながら渡してもらえたり、大会より恵まれていた。
何より約1km毎にに知り合いが応援してくれることもすごく力になった。
サポート隊の方からも、
「走れなくても楽しかったし、あっという間だった。刺激もらった。」と言ってもらえた。
走っている人とサポートする人の心が一つになったと思った。
いよいよ終盤へ
いつの間にかチャレンジャーは自分一人。
おいやんさんは安定したペースを作り、背中で引っ張ってくれる。
30kmまでって言っていたTomさんも最後まで先導してくれた。
じゅんさんは隊列の様子やチャレンジャーの様子を見て、気遣いながら並走してくれた。
イナズマさんは終始後方からのバックアップで視界には入っていなかったけど、
薄底の靴が奏でる足音が小気味良くて自分もいいリズムが作れた。
これ以上ない最高のサポート。
35kmからちょっときつくなる。
ペースは上がってないけど、上がってる感じがする。
「残り5kmからがフルマラソン。」とペーサーズ。
きつくなってきたけど、残り5周でサブ3達成を確信。
おいやんさんもすれ違う人達に「トマスはやるよ！」と言ってくれて、
その言葉でまた体が動く感じがした。
その時視界にあの人が。
10万28歳のガチ
びあーさんとオーさんに率いられ、カナ先生も着実に距離を重ねていた。
「先にサブ3してゴールで待ってるから！」
「私も絶対やるよ！」
エールを送り合う。
走力はすごい練習の積み上げで十分だったし、
この日はいつもより明らかに集中して走ってた。
静岡が中止になっておいやんマラソン決めてから、
二人で励ましあって、決意を確認しあいながら、この日を迎え、
一緒に達成できて本当に嬉しい。
サブ3.5おめでとうございます！
トマスのガチ
ラスト1周、おいやんさんから「いけるよ！最後上げて！」と発破がかかる。
必死にラスト上げる。
あっという間の42.195km。
ゴール前はペーサーが開けてくれたビクトリーロードをラストスパート。
何に向かって最後ダッシュしてるのかよくわからなくなってたけど、
そこにゴールがあるからとにかく全力で走った。
皆の声援が聞こえる。
初フルは脚が攣って5時間以上かかった、
1年前はサブ3.5の壁に何度もはね返された、
目標のためにひたすらに走った1年、
大逆襲のサブ3だ!!!
（ゴール後に叫ぶ）
（後一回だけ続きます。）
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