レース後、ホテルのベッドに一人横たわり、数時間前の出来事に思いめぐらせたる。
なぜ、サブ3.5を達成できなかったか。
なぜ、最後まで走り切れなかったか。
なぜ、脚が攣ってしまったのか。
疲労よりも悔しさと情けなさで、体が動かなかった。
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1~5km=23:35(4'52"- 4'49"- 4'51"- 4'34"- 4'29")
準備ができぬまま走り出したが、調子は悪くない。
スタートが遅れたので、遅いランナーを早々にかわし、通常運行。
正直言って、ぎりぎりサブ3.5は狙っていなかった。
ここ数週間で体に刻み込んだ、キロ4'45"ペースを±10秒程度で巡行するプランだ。
ちょうど蛍光イエローのシャツで目立つランナーが同じくらいのラップで前を走っていたため、
目印にしながら走る。
5kmで給水を一口。
6~10km=23:21(4'38"- 4'38"- 4'43"- 4'40"- 4'42")
5km過ぎに最初のアクシデント。
右足の靴紐がほどけた。
Fly Knitのヒモはつるつるしていてほどけやすいと知っていたので、
結んだ後に固結びするつもりがスタート前バタバタでできていなかった。
一旦止まって結び直す。
10km手前で補給ジェルと給水を一口。
キロ4'40"前後のラップで目印にしていたイエローランナーに追いつき、後ろにつく。
11~15km=23:52(4'44"- 4'40"- 4'50"- 4'46"- 4'52")
可もなく不可もなく、淡々と走り続ける。
16~20km=24:42(4'53"- 4'59"- 4'56"- 5'01"- 4'53")
上り基調になり5分を超える区間も出るが、焦らない。
キロ5分前後ならOKだ。
二つ目のジェルを補給し、給水を一口。
21~25km=24:37(4'49"- 4'55"- 4'56"- 4'57"- 4'58")
順調にハーフを超える。
上りに入りペースが若干落ちるが、許容範囲だ。
このあたりで4人の集団になる。
話をすると3時間25分から30分が目標とのこと。
ハーフの給水はスタッフがおらず、止まらなければいけなかったため、パス。
25~30km=25:33(4'57"- 5'03"- 5'01"- 5'14"- 5'18")
28kmを過ぎたあたりで、右のふくらはぎがピクピクしてくる。
脚が攣る予兆に、若干スピードを落とすとともに、
ふくらはぎの負担軽減のため、フォアフットからヒールストライクに走法を変更。
31~35km=28:27(5'18"- 5'33"- 5'45"- 5'48"- 6'23")
30km通過時点のタイムが2:25:39。
状態を考えるとサブ3.5は厳しいと認識。
それでもPBと3時間30分台を目指して気合を入れるが、
脚の負担を軽減するために、速度を緩める。
36~40km=45:54(8'34"- 8'34"- 10'19"- 9'30"- 8'57")
脚が完全に攣る。
それも両足。
最初にふくらはぎ、ふくらはぎをかばいつつ走り方を工夫しているとと太ももまで。
ふくらはぎを伸ばすと太ももが、太ももを伸ばすとふくらはぎが、攣りの症状が出る。
37km手前でゴールに向かう家族の車が通り過ぎて行ったのを見つける。
気づかずに行ってしまうかと思いきや、停車して妻が出てくる。
「脚攣っちゃったよ。すまん。」と声をかける僕に、
「どうした!?」と鬼コーチばりの威嚇的問いかけ。
いや、脚攣ったんだって、、、今言ったじゃんか、、、
家族に会い、冷たいドリンクをもらって、気持ちの元気は出たが、
体は完全に止まってしまった。
脚の攣りも回復せず、走ったり、歩いたり。
ラスト2.195km=21:42(9'16"- 10'37"- 1'49")
最後は多くのランナーに抜かれつつ、10Kファンランの人たちと同じような速度でしか走れず。
ゴール前に家族が待っていてくれて、最後は子どもとゴール。
公式タイム 4:01:38
サブ4すらならず、、、大撃沈、、、
最後に、次走に向けた振り返りと対策のレビュー編に続く。
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